















KARHULA(カルフラ)、
アイノ・アアルトデザイン、
1935-1938年に生み出された
Bolgeblick(ボルゲブリック)シリーズの
14cmプレート Savu/スモークです。
ボルゲブリックとは、水面に現れる
波紋のことで、幾重にも広がる
波紋の様子をガラスで表現した、
美しい作品です。
光が透過すると、何とも言えない
スモークの素敵な色味と
美しい影に魅了されます。
1932年に入賞し、その後製品化され、
1935年から1938年の短い間のみ
KARHULAで生み出されていた、
希少な初期のボルゲブリックです。
80年以上前の作品を実際に手にすると
今ほど完璧ではない、当時のガラス技法が
垣間見れて、とても楽しいです。
細かなたくさんの気泡や、
表面に出ている気泡、
高台部分の粗い仕上がり、チップ、
ガラスのシワ等、様々な特性がありますが
1点1点手仕事で仕上げられた、
ヴィンテージガラスアートの良さが
存分に感じられるプレートと思います。
今回4点同時入荷しており、
こちらは、③になります。
③は、真ん中の部分にピンホールの様に
小傷が入っています。
気泡が表に出ている箇所もあります。
ガラスのシワにより、小さく縦に
線が入っている様な箇所が周りに見られ、
高台部分は、製造時の研磨が
ザラザラしており凹凸があります。
小さなチップの様になっている箇所も
ありますが、大きく目立つものでは
ありません。
80年以上の時を経ているアートなので、
画像にはなかなか写りにくいのですが、
どちらのプレートも表面には
無数の薄いスクラッチや
細かな傷が複数ございます。
長年大切に引き継がれてきた
プレートを、上記状態と共に、
愛でて頂けたら幸いです。
ご不明な点がございましたら、
事前にご連絡よろしくお願い致します。